国際農業開発について
DAC加盟諸国の援助フローは1982年に減少し、またOPEC諸国の譲与的金融協力も減退しました。
1983年においても、このような資金フロー総額が顕著に増大した徴候はありません。
国際的開発力に関しても、最近の傾向は不穏です。
70年代における年間平均22.5%と言う急速な拡大期を経て、1980年代のマルチ資金の純支出はゆるやかな拡大期、また或る場合には、絶対的な停滞期に入っているといえるでしょう。
将来においてこのようなマルチ資金フローを十分に確保することの困難はいまだ解決をみていません。
主要拠出国は、遅延している国際開発協会(IDA)の第7次増資については、第6次増資の下で当初合意された3年間(後に4年間に延長された)120億ドルという規模を縮小し、'3年間90億ドルのレベルとすることに合意をみています。
1984年3月の国際農業開発基金第2次増資に関する暫定合意をみると、将来の3年間(1985~1987)における出資額が1981年~19$3年の間(後に1984年まで延長された)の約束額を上回るとは考えられません。
1985年~1986年の2年間における世界食糧プログラムに対する出資約束額は、目標額13.5億ドルの50%以下にとどまっています。